成分と効果
注目成分
やはりこの美容液の注目といえば、ビタミンCですよね。この記事を見ている方も、 ビタミンC美容液が欲しくて検討しているところではないでしょうか。
どのくらい優秀な美容液なのか、 注目のビタミンC成分に着目して紹介していきます。ビタミンCは以下のような効果を期待することができると言われています。
- メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ
- 皮脂のバランスを整え、毛穴の黒ずみを予防
- 皮脂の酸化によって荒れてしまったお肌をケア
さらに深ぼってみていきましょう。ビタミンCには、大きく分けて「ピュアビタミンC」と「ビタミンC誘導体」の2種類があることをご存知でしょうか。それぞれに特徴があり、化粧品によってどちらの成分を配合しているかは変わってきます。
ピュアビタミンC とは
何もついていない純粋なビタミンC。※アスコルビン酸
・特徴:つけた瞬間からすぐにビタミンCとしての効果を発揮してくれる(即時性がある)
・弱点:安定性が低い
ビタミンC誘導体 とは
ピュアビタミンCに化学修飾をすることで、安定化させた成分。※3-O-エチルアスコルビン酸など
・特徴:ピュアビタミンCよりも安定かつ、肌になじみやすい
・弱点:効果発揮まで時間がかかる(肌の中で純粋なビタミンCに変換されてから効果を発揮するため、時間がかかる)
肌への効果を追求するならばピュアビタミンCが有効ですが、安定性にかけるため、使用が難しいというわけです。COSRX ザビタミンC23セラムには、どちらのビタミンCが配合されているのでしょうか。
なんと、この美容液には両方のビタミンC成分が配合されています!

「ピュアビタミンC」と「ビタミンC誘導体」のいいとこどりをした製品ということなんです。これはすごい!
ビタミンC23の23が意味するのは、ピュアビタミンC(アスコルビン酸)を23%配合ということになります。20%を超える配合量は極めて高濃度であり、他商品ではあまり見られない数値です。その分だけ、ビタミンCの効果を期待することができます!
その他成分
ビタミンCが注目される本製品ですが、他にも以下のような成分が配合されており、高機能な製品であることが伺えます。
- パンテノール:保湿効果で肌にツヤとうるおいを与える。お肌のバリア機能を守る。
- アラントイン:荒れた肌のケアを助ける。(炎症対策)
- ナイアシンアミド:メラニンの生成を抑えシミを防ぐ。コラーゲン生成機能をケアする。
↓ Qoo10のサイトには翻訳された全成分リストも掲載されています ↓
COSRX ビタミンC23セラムの使用感
テクスチャー


美容液の色は黄色く、視覚からもビタミンCを感じることができます。また、香りもビタミンCを感じさせる匂いがしました。


肌にのせた時の感触は油分が多いように感じますが、液のノビは良く、軽く肌にスーッとなじませることができました。なじませやすいですが、テクスチャーは若干重めで、ぬるぬるとした感触があります。また、塗った後はベタつく感触が残るのが特徴的です。
本製品でかなりオイリーな感覚があると思うので、その後に使う乳液やクリームは軽めのテクスチャーのものを合わせると良いでしょう。
- テクスチャーは若干重めでぬるぬるした感覚
- 液は伸ばしやすく肌なじみは良い
- 塗った後はベタつく
効果はあったのか?
1ヶ月程度使用してみて、以下をポイントとして感じました。肌のコンディションが安定して、肌荒れしづらかったのが印象的でした。
- 肌のキメが整い、毛穴が目立たなくなった
- 肌にハリがでて、触った感触が柔らかくなった
- 使用期間は肌荒れしづらく、ニキビもできにくかった
刺激感は大丈夫?
ザビタミンC23セラムはビタミンCが高濃度配合ということもあり、顔に塗った際の刺激感を感じる方はいるかも知れません。しかし、敏感肌の私でも、何度か使っているうちに慣れてきたと感じていますので、基本的には誰でも使える製品だと思います。肌が荒れている状態では刺激が強いと感じる場合もあるかも知れないので、肌荒れを改善したいという方は鎮静系の製品を優先して使用した方が良いと思われます。
または、より低刺激な ビタミンC13セラム(ピュアビタミンC 13%)を選択してみるのもおすすめです。
使い方&注意点
使う順番
ザビタミンC23セラムは、洗顔した後、化粧水でうるおいを与えた肌に塗っていきます。通常の美容液と同じ順番で使用していきます。
※油分が多い美容液になるため、美容液を複数使用する場合は先に水分系で軽めの美容液を使用してください。
洗顔 → 化粧水 → (水分系美容液) → ザビタミンC23セラム → 乳液・クリーム


使うタイミング
朝晩どちらに使っても大丈夫です!紫外線をたくさんあびる日は、シミ・そばかす対策として、朝と夜両方のスキンケアに取り入れるのもおすすめです。
保存方法
ピュアビタミンCは、光や熱にも弱い性質があるため、3℃〜10℃の環境で保管するように推奨されています。そのため、基本的には冷蔵庫での保管がおすすめです。
また、酸化によって変色しやすいため、開封後は2ヶ月以内の使用が推奨されています。


本製品は、安定性が低いピュアビタミンCを保護するために、容器にもこだわっており、光も通しづらく・空気にも触れづらい設計になっています。


使用する際の注意
併用する商品に注意
レチノール
レチノールとの併用はおすすめできません。併用自体は可能ではありますが、互いの効果が減少してしまうため、別々のタイミングで使用することが推奨されています。(成分の相性を測る上で基準となっているのがpHですが、両者にとって適切なpHが違うため、最大の効果を発揮するためには併用しないことが望ましいです。)
レチノールといえば、同ブランドのCOSRXからでている「レチノールクリーム」もおすすめです。私の場合、朝:COSRXザビタミンC23セラム、夜:COSRXザレチノール0.1クリームを朝晩で分けて使用しています。
ピーリング系(AHA,BHA など)
ピーリング作用のある成分との併用もおすすめできません。ビタミンCも肌に刺激があるため、さらにピーリング成分を加えてしまうことで、肌に過度な刺激を与えてしまいます。そのため、別々のタイミングで使用することが推奨されています。
COSRX ビタミンC23セラムをより効果的に使うには?
ビタミンC23セラムをより効果的に使いたい方は、美容液以外も同じブランドCOSRX製品の使用をおすすめします。
化粧水(トナー)は、プロポリス成分が特徴のプロポリスシナジートナーがおすすめです。プロポリスは、ミツバチが外敵から身を守るために作り出す天然の防衛物質です。そのため、高い保湿力があり、肌にハリを与えてくれます。
この組み合わせは、Qoo10では、[相性抜群神セット]と称されセット販売されています!もし今、ビタミンC23セラムを買ってみたいと思っているなら、以下のセットでトナーと一緒にチャレンジしてみるのが良いでしょう。
まとめ
以上、COSRX ザ ビタミンC23 セラムの成分・効果紹介と実際の使用感レビューでした。改めて、ビタミンCが23%という高配合にも関わらず、2,000円代のプチプラという衝撃の商品だと感じました!
安いだけではなく、効果の実感もでき、とても満足しています。(リピ買い決定です!)
ビタミン系美容液が気になっている方は、まずはお試しでこの美容液を買ってみるのがとてもおすすめです。